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■ 今までのログハウス 2005年1月 オンタリオダブテール ■
 2005年の1棟目は、ダブテール。今回は1ラウンドの14のノッチがあり少し大変です。コーナーが多いので調節しながら、フィット出来る箇所も少なくいので、色々と新しい技法を考えながら作業してます。

【2006年1月29日】

■2004年冬に建てて、去年夏にシッピングしたダブテールの最近の状況です。外観は意図的にグレーにし、少し古びた感じで良い味になってきていました。

■オーナー夫妻です。オーナーは私達のログのサプライヤーで、夫婦でコンパス片手に山に入り、切り出す木を選定、チェックしていくそうです。このログハウスは、樹齢150年(70cm超)のログも多数使われていて、ノッチも非常に大きいです。3ラウンドで身長超えです。大きいログが特別すごいとは思わないが、自分で選んだログ(3年がかりで集めた)で建てるログハウスは格別だろう。通常は引き取り手のない端材も、スライスし床材に使われています。端材をスライスする費用と、市販の製材された床材の費用を比べると、市販の床材を買った方が安かったそうです。


【2005年1月21日】

■1ラウンド目、ハーフログとスクライブした3/4ログの加工。この日は−20℃の中での作業でした。

■写真真中のログが、インテリアウォールになるログ。この辺りのフィットが少し難です。

■1ラウンド目が完全に組み合わさっていなので全体の形がつかめませんが、後日ノッチ等紹介します。


【2005年2月6日】

■今回も恒例のフルダブテール。

■この家のオーナーは、私の勤める会社が仕入れるログのロガー(日本で言う林業者?)。オーナーの好みで太い木だけが使われています。スライスしたログの直径は平均で60-70cmなので、2段目にしてすでに脚立が必要になっています。

■1段目が仕上がった全体写真。しかし、ノッチが多い・・・。

■外から撮影したコーナーの一部。コーナーが複雑に入り組んだデザインなので、遊びがありません。その為、フィットは一発で決めなくては仕上がりが良くなく、時間をかけても最初の加工を普段より念入りにします。

■上の写真を室内側から撮影。

■家の右半分は、2ラウンド目が終わりました。

■左半分は、3ラウンド目作業中です。例年にない暖かい日が続き、作業が楽だと言いたいが、その分ノッチに頭を痛めていて楽とは程遠い日々です。


【2005年2月21日】

■3ラウンド終了。

■4ラウンド目の最初のログは、ガレージドアのへッダーログ。

■ガレージドアのへダーログをフィットさせた様子。これは1本のログにノッチが3つでしたが、次は1本のログにノッチが5つあるという難関が待ち構えていて、考えただけで恐ろしい。デビンと私が考えだした、その名も『ワンショット工法』(笑)をもっと極めなければいけないか、新たに考えださなければいけないか・・・どちらかになるだろう。

■やっと家らしい形になってきました。


【2005年3月14日】

■5ラウンド目のスクライブセッティング。当然のように、ノッチが3つあります。

■室内のアーチウェイ。

■その反対側。

■上から見ると・・・。この複雑な設計、オーナーは見に来られる度ハッピー♪そうですが、作り手は頭痛めてます。


【2005年4月12日】

■予定では6ラウンドでしたが、6.5ラウンドで壁積みは終了。この写真は週末(4/2, 3)の大雪の次の日に撮りました。湿った雪が40cmぐらい積もり、ヤードに入るのに2時間、仕事始めるまで更に1時間の雪かき、ほとんど仕事にならない1日でした。

■フロアシステムやルーフシステムは角材待ちのため、このビルディング横に次の小さなダブテールが始まりました。


【2005年7月10日】

6月にシッピング完了しました。

■このログハウスのオーナーは、ログサプライヤーで、このログを3年がかりで集めたというだけに、1本1本のログが大きく迫力があるが、作業中短いログでさえ人力では回せず大変でした。
オーナーのこだわりで、ログ壁の製材した残りの材を床材・天井材用に再度加工し(写真下トレーラーに積んであるやつです。)自分の切り出した木をできるだけ多く使うという、仕上がりが楽しみの家です。

■このルーフは、ラフターをパーリンが支える構造です。パーリンは強度をあげるため、ハードウッドのオーク(これもオーナーが切り出したログ)を使っています。通常はリッジビームがあるのですが、今回はそれがなく、おまけに一部地下室の床への開口部があり、単純に換算して4階建てのビルディングの上での命綱なしの作業は、ちょっとびびった。

■開口部の加工を終えたところを室内側から。

( by Naka)