| 【ログビルダーって何なんだ?】 2006/4/10 何なんだろう?最近考えます。
私にとっては今の仕事であって、実は本当にしたい夢の仕事は別にあります。(それを知っているのは、このサイトを見てメールをくれた現在その仕事に従事している人だけ。秘密です。笑)
ログビルダーという仕事、特別だとは思いません。他の技術職となんら変わりないと思います。ワーカー達と明るく楽しく時にはハードに、その時出来る限りの最高のログシェルを作りオーナーに提供する。それだけです。
ですので、「素晴らしいログビルダーになって」とか「ログアーティスト」とか言われても、何のこと???ただ木切って積んでるだけなんですけど・・・と感じます。いい仕事をする努力をしながら、いつ身を引こうかと常に考えている者でありまする。(だいたいこの重労働、いつまでもできるはずがない。)
街の生活が嫌で田舎暮らし実現のためにログビルダーを目指してカナダに来たわけですが、日本で大工経験もないのに無理と言われどうするか悩みました。(それも当然、大工道具の知識なんてほとんどなかった。)
「もしアカンかったらどんな顔して日本に帰んねん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
いろいろ考えましたが、結果がどうであれ自分なりに一生懸命したと言い切れるなら他人と比べる必要はないし、一生懸命したのならその経験はきっと役に立つ時がくるだろうと。それは明日かもしれないし、30年先、50年先、次の人生?かもしれない。(大抵はすぐじゃない。泣)
テレビドラマにあるような恰好よく楽に夢を叶えれるのは魅力的ですが、楽してゲットすると弱者の気持ちがわからなくて偉そうになるだけなので、たくさん嫌な思いを経験した方が肥やしになって味がでるし悪くないと思います。恰好悪くていいじゃないですか。マスコミでもてはやされるカリスマなんて言葉、おぇ、大嫌いですね。
そんなこんなで、最近考えること・・・肩肘張らずに、もっと楽しんでユーモアをもってログハウスに接していければいいのになーと。
ログハウス、ログハウス、ログハウスとそれだけに執着すると、このストレス大社会の中、いい顔も台無し、貧相になって何も良い事ないと思います。(それが業界を支えているのかもしれませんが・・・。)のんびり〜等身大のマイペースで、いい顔をキープしたいものですね。
以前、日本の某大手ログハウスメーカーに注文したログハウスを建築中というオーナーさんから、ログに傷がついていて取り替えてもらおうと思うけどアドバイスがほしいというメールが届いたことがあります。
こちらでは、傷がついたら嫌、変色したら嫌、値切る人というのは、「ログハウスを持つ資格のない人」というレッテルを貼られブーアウト。退場です。傷や変色が嫌なのに、自分でメンテナンスができない、する気がない、ケチるならログハウスを建てなきゃいいわけで、ログハウスに住む器がないということ。だいたい値切ってOKがでる訳を考えないと・・・。
日本では高級乗用車をきれーにピカピカに乗りますが、こちらは違ってます。高級乗用車に傷がついて顔色が変わるぐらいなら乗らなきゃいい、車は車、傷がどうした?傷が気になるから買い換えるよ、ぐらいの人が乗ればいいという考え。
ログハウスも同じです。家ですやん。傷?変色?それを楽しみながら手入れする余裕がないなら買わなきゃいいです。それとも雨風当たらない温度湿度が管理されたドームの中で建ててそのままそこに住みますか?ログハウスを購入する時は、知識をつけて自分で手入れするのか、業者にお金をだして管理してもらうのか、それをよく考えられることをお勧めします。そのどちらもせずに、その場その場でかかった費用に興奮するという行為は木に失礼で傲慢です。
人それぞれですが、私は1つのモノに執着しすぎると世界が狭くなると思うので、仕事以外の趣味・興味は大切にしています。
最近の楽しみは、新しいピーラーが趣味でモトクロスをしていて、そいつと休憩時間や仕事が終わった後のくつろぎタイムにレーサーのバイクの話ができて、週末にレースを見に行けること!仕事が終わってプライベートの時間にログハウスの話を延々にするビルダーがいますが、私はその類ではありません。友人グッドビルダーのデビンも「仕事が終わって仕事の話をするな!」という奴なので気が合うのでしょう。
話をバイクに戻しますが、ログハウスにさほど興味ない私がログビルダーを続けている理由は、これなんです。モトクロスやバイクのレースをしたことがある人には理解してもらえると思いますが、バイクとチェーンソー、この共通点です。それは、2サイクルのエンジン音を聞きながら危険なことをする、部品をバラして掃除して組み上げて常にいい状態を維持する。
これです。最近はいい音をだすデビンがいなくなって、変わりに入ってきたビルダー達のイケテナイ音がヤードのあちこちでしてイライラしていたので、そのピーラーがチェーンソーの音について語り始めた時は救われました。やっとわかる奴がきた〜!!
という事で、機械や道具に敬意を示しましょう。なんのこっちゃ・・・。
ちょっと疲れているNakaでした。
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