左のメニューフレームが表示されていない場合→ ようこそ をクリック!

■ 最近のNaka ■

あまり更新できないと思いますが、近況です。

【2008年1月12日】new!

 時が経つのは早いもので、肌寒くなってきたと思ったら、クリスマス休暇に突入、年が明けていました。

 あけましておめでとうございます。

 毎年のことですが、クリスマス休暇前のラストスパートはきついです。
 昨シーズンは暖冬で(クリスマスにゴルフコースがオープンしていた)、比較的、天候に左右されずに済んだのですが、今シーズンは11月末あたりから雪が降り、クリスマス前は雪&風嵐で、一日で腰まで雪が積もりました。クリスマスホリデー中は、そこそこ寒く、ところが、今週に入って連日の大雨。降り積もった雪が見事に全部、融けてしまいました。こうして、年々気温が上がっていくのでしょうか。溢れそうになっている川を見ると、川沿いの家は危険だなと感じます。

 と言えど、寒い日は寒いです。
 「すみませーん、接着剤、凍ってますけど!」とか、切り落としたログを使おうと思ったら「すみませーん、凍って地面から離れませんけど!」とか。やはり、氷点下15度以下での作業は限界がありますね。

 ホリデー中の年末、カナダ人の友達を連れてトロントに行って来ました。
 ここでポイントなのが、決して「カナダ人の友達にトロントに連れて行ってもらった」のではなく、「私が彼をトロント観光に連れて行った」ということです。
 日本だと、車で片道2時間弱の街へ出向くのが一大イベントのような感覚を抱く人(例えば新婚旅行のような)は、ほぼいないと思いますが(多分)、この私の住んでいる Grey County には、いるんです、そういう人が。それも結構たくさん。その内の1人がその友人です。

 よく、「Grey County は、知り合いと知り合いがどこかで繋がっているから注意しろよ〜。」と言われるのですが、いわゆる、Small world=世界が狭い、ということで、これは本当に驚きを通り越して、恐ろしいものがあります。

 そんな彼を、日本食材仕入れがてらトロントへ連れて行ったわけですが、数々のびっくり発言を連発。

 トロント市内を走行中、道路の線路を指差し、
 友人 「この線路はなんだ?」
 私 「ストリートカーの線路。」
 友人 「え?ストリートカーって、ずっと前になくなったんじゃないのか?」
 私 「……。」

 走っているストリートカーをみて、
 友人 「うわっ!本当に走ってる!」
 私 「……。」

 ギャラリア(韓国のグローサリーストアー)の駐車場にて。
 友人 「日本車と韓国車ばっかりじゃないか!!!」
 私 「そう!アジア人は、アメ車を信用しないの!」(でも、私はアメ車なんですけどね。)

 チャイナタウンにて。
 私 「ここ、カナダと思うか?」
 友人 「……思えない……。こんなことになってるなんて、知らなかった。これは子供に見せなくては、あの田舎で過ごしてたら何も知らずに育ってしまう!」
 私 「……。」(君や、君や。)
 店先で、安いよ、安いよ〜(と言ってるのか、わからないけど中国語で)と呼び込みをしている店員さんをみて、
 友人 「あの人は、何を叫んでるんだ?」

 同じく、チャイナタウンにて。
 私が彼にランチをご馳走するということになって、私はチャイナタウンはやめようと勧めたのにもかかわらず、彼はチャイナタウンであるお寿司屋さんを選んだ。その名も、"Sushi 2 Go"。もちろん、名前から日本人経営ではないことは容易に理解できるが、彼はカナダ人。そんなことはわからないし、"MIYABI"というお寿司屋さんより(そういうお寿司屋さんは知らないけど)、はるかにとっつきやすいのだろう。
 いくら、北米が日本食ブームといえど、Grey County 内でお目にかかれる日本食は、スーパーで売られている中国系食品会社の巻き寿司(千切り生人参だけが巻かれていたりする)ぐらい。一応、私の普段の食事を試食しているものの、家庭料理なのでお寿司屋さんとはまた違う。

 その彼が選んだお寿司屋さんで、にぎり寿司の盛り合わせと、焼き鳥、天ぷらを注文。

 にぎりは、まぁまぁこんなもんだろう、という味。
 お箸を使えない彼に、にぎりは手で食べたらいいと、醤油につけて…と説明するも、おつまみのチップスをチーズなんかのソースにディップする感覚でどっぷり浸し、にぎりがバラバラになってシャリが醤油にプカプカ浮く…。あ〜あ…。
 違う種類の魚であっても、味の違いがわからなくて、区別は食感のみ。やっぱり、日頃、バーベキューソース・ケチャップにサラダドレッシングを食していると、味覚がなくなってしまうのか。
 焼き鳥は、焼き鳥というか、カバブー?パプリカとかトマトと一緒に巨大串に刺されて焼かれていました。鳥を焼いているので、焼き鳥には違いないのだけど、"Yakitori"とメニューにのっていると、「異議あり」と言いたくなる。
 天ぷらは、問題なく普通でした。

 トロント観光を満喫して帰宅した友人、2日後、丁寧にお礼のメールが届きました。こんなメッセージとともに…。

"My stomache was pretty sick the next day, I ate way too much Sushi, My Canadian body isn't used to that type of food."

 私は何ともなかったです。

 今週は、2年前まで今の会社で一緒にログハウスを建てていて、今は自営業でレーリングの仕事をしている友人の手伝いをしました。数少ない、グッドジョブ!をする働き者のカナダ人ですが、久々に一緒に仕事をして、やっぱり楽しかったです。一緒に2人でログハウスを建てている時は、本当に楽しかったよなーと昔話(というほど昔でもないですが)に盛り上がりながら、2日連続夜8時まで作業し、8時−5時シフトに慣れている私は調子が狂い、寝不足になりました。
 盛り上がったついでに、彼の実家のHornepayne(ここから北へ1200km)へ夏休みに一緒に行こうぜ〜と誘われ、(過去に2回行ったことがあって、湖も飲み水にできるほどきれいし、釣りをしたり楽しかったのですが、片道1200kmの運転が苦痛。)ちょっとぐらつきました。

 その彼から、Lake Erieで釣ったというトラウトをいただきました。

 これが、夏に釣ったというトラウト。自分でさばいたと水を張って冷凍しているのが、さすがにこまかい。

 こちらは、冬に釣ったという55cmのトラウトです。

 漁船の冷凍庫で急速冷凍しました?みたいにそのまんま……。釣り上げたボートの上で凍ってしまったという、極寒フィッシングだったらしい。
 「ナカ!袋持ってるか?」と言われ、買い物ポリ袋を手にして、彼のトラック近づいて、そのトラックのクーラーボックスから出てきた彼の手には、この丸っぽトラウト。なにか袋に入れてこいよーーー。ポリ袋に頭から放り込まれ「頭隠して尻隠さず」状態。几帳面なのに、時々こういうことをするのでびっくりさせられる。

 今年もNakaのログハウス情報をよろしくお願い致します。

【2007年8月14日】

 2週間の夏休みも終わり、今週から仕事が始まりました。

 休み中、2回キャンプに行きました。この御時世、ガソリン代も高いし、猫の額ほどの野菜畑の水やりもあるし、ということで、片道1時間ほどの近場に的を絞りました。

 私のいい加減な市場調査によると、こちらでは、長期滞在型キャンプを楽しんでいる人が多いように見受けられます。
 1週間ほど同じサイトを借りて、テントはもちろん、スクリーンテントも建てて(虫が多いから)、スクリーンテント内は、部屋のように、机(テーブルクロスでカバーして)と椅子がセットされています。昼間は、トレッキングやサイクリング、湖に泳ぎに行ったり、意外に読書をしている人が多いです。
 調理器具は、たまに、自宅用の大きなプロパンガスのバーベキューコンロを持ってきている人もいますが、大抵は日本でも売られているキャンプ用のColemanのバーナを使っている人が多いようです。
 キャンプ中のメニューは・・・日本のような、カレー、焼肉、焼きそばなどなど、ちょっとしたレストランのメニューのような、「男のアウトドア料理」なんて、あるのかないのか、見た事ないので何とも言えません。男が調理しているのはよく見るのですが、基本は、ハンバーガーにホットドッグ、ちょっとアレンジして味付けした肉を焼く、といった感じでしょうか。基本は「肉」。あと、缶のゴミが多いのを見ると、水か牛乳を加えて温めて出来上がり!のレトルトメニューが多いのでしょうか。

 いいんです。日々忙しく、ストレスと共にせくせく働いていて、休暇でくつろぎに来ているわけですから。いかにリラックスするかが目的なわけで。郷に入れば郷に従え。今回は、私もスクリーンテントを張って同じサイトでゆっくり過ごす&肉焼き、レトルト食品に挑戦してみました。結果は?

 ・スクリーンテントで優雅に読書を試みるも、すぐ寝てしまう。(日頃から動いてナンボの生活なので、止まると眠気に襲われる。)
 ・肉焼きを始めるも、火を前にすると、火料理に目覚める。(持参した薪−オークとホワイトパイン−を、朝昼晩食事用に熾して調理に専念、結局、火の番で忙しくなる。)

 キャンプシーズン中、同じサイトを借りて過ごすのもいいですね。(場所により価格はまちまちですが、1000ドルぐらいが主流。)モーターホームやトレーラーを設置して、安価で気軽な別荘感覚でしょうか。

 ところで、日本でも流行っているD.I.Yは、皆さんご存知ですよね。Do It Yourself=自分でしろ?
 最近、広告なんかで目にするのが、B.Y.O○×です。これは、Bring Your Own ○×=自分の○×は、自分で持ってこい?
 例えば、Bring Your Own Beds=折りたたみ式のベッドや、エアベッドを持参する。今年は、キャンプ場でも、キャンパーが到着すると同時に、エアマットレスにエアを入れるブーーーンという音がよく聞こえてきました。(私はてっきり、車のバッテリーから電源をとって、子供の好きなジュース(スムージと言って、ムースみたいな飲み物)を作っているのかと思って、さすがワイルドカナディアン!と思っていた。)

 人の少ないキャンプ場と言えば、「でっ、でたぁ〜〜〜っ!!!」が話題になるわけですが、今回もいろいろ出たので、その話を少し・・・。

☆出た其の1
 でるわ、でるわ、ラクーン(あらいぐま)。キャンパーのゴミを目的に、子連れで現れます。一晩中、サイトの周りをガサガサゴソゴソ。就寝中は、すべての食材を車内にしまうのがルールです。ちなみに、歯磨き粉も好きらしいので、クーラーに入れておきましょう、との事です。

☆出た其の2
 川沿いのキャンプサイトにて。
 ネットで予約した時には、ほぼ満サイト?だったのに、最終日の金曜日だけが一杯だったとは知らず・・・。平日の初日の夜は、そのメインキャンプ場から離れた広〜い第二キャンプ場は私達だけ・・・。暗くなってから、嫁が「寒くない?寒気がした。」とか、「今、女の子とお母さんの声聞こえんかった?」とかいうのも、何を寝ぼけたことを言ってるんだぐらいに思っていたけど、テントで一人で寝ていた彼女の翌朝の「夜中トイレに行った?」で凍る。行ってません・・・。それに、その夜中に聞こえたという足音は、ピチャピチャという濡れたビーチサンダルで歩く音だったらしい。私のサンダルはビーチサンダルではなく、足首にもバンドがあるタイプなので、そんな音はしないし、それ以前に濡れてもいないし・・・。
 で、思い出した。夜中に、何かが川に飛び込んだような「バシャン、バシャン」という音が数回聞こえたのを。ラクーンって夜中に川に飛び込むんや・・・と思いつつ寝たのですが・・・。

 この2つの話から何が起こったかを私なりに推測。

 「夜中に川に飛び込んだラクーンが、キャンパーの忘れ物のビーチサンダルを履いて、サイトにやって来た。」 違う?

☆出た其の3
 久々のプライベートキャンプで気分良く迎えた1日目の夜中、愛車のバンにセットされたリアシートのベッドで寝ていると、「ガリガリガリ」という不定期な、人的な音で目が覚める。
 パイロット時代の癖か、機械から生じる音は気になります。外に出て、車の下をライトで照らすと、そこにはポーキュパイン(体が針に覆われた動物、やまあらし)が大事な大事な私の愛車のマフラーをかじってるやありませんか?!私との距離は1m弱。慌てて逃げる感じでもなく、ライトで照らすと、迷惑そうに振り向いて、渋々退散していったわけですが、後ろ髪引かれるような?振り返り、振り返りしながら、ブッシュに消えて行きました。
 車の足回りのオイルや、冬の凍結防止の塩目当てらしいです。帰宅して近所の人にこの話をすると、知り合いの車が、ポーキュパインに足回りを穴だらけにされたらしい。危ない、危ない。

 今年は、自転車をゲットしたので、この夏はサイクリングを楽しもうという計画でした。

 サイクリングなんて日本でもしたことがなく、持っていた街乗りマウンテンバイクは、派遣(期間限定)で勤めていたカワサキ明石工場への通勤に使っていました。これは、早朝と夜のサイクリングを楽しんで♪いたわけではなく、交通費セーブと、こっちに来てログビルダーとして働くための体力作りのためで、通称「通勤快速号」。一日中、私より一回りデカい(ちなみに私は身長160cm)、体力もあるカナディアン達と、大型チェーンソーでログを加工し〜の、スクープアッズでチャンネルを切り〜のをしようと思ったら、何かしら特別メニューをこなしていないと堪えます。
 やはり、大陸育ちと島育ちの違いでしょうか?近所の喜寿を迎えたおじいちゃん、北に南に、東へ西へ、100km200km300km・・・制限なく移動されます。時速80km2時間走行⇒近場です。(道は広く、交通事情は日本と違いますが。)

 自転車を手に入れたので、近くのヒューロン湖はジョージアン湾沿いのサイクリングコースに行ってきました。ある町から隣町へ、車で20分ほどの距離を往復走ったわけですが、やっぱり、思いつきで行動を起こすのは止めた方がいいですね。フラフラしながら、家に戻って距離を確認したら・・・40kmありました。ぐったりくるわけです。
 日本に帰国した時、こっちのスケールで移動するので、家族に「ほんま、よー歩くなー。」と呆れられるのですが、日本のスケールでこっちでサイクリングをするのは、トレーニングしてからをお勧めします。

【2007年6月26日】

 4月の3週間、3年ぶりに日本帰国してきました。今まで、何かしら用事で帰らざるを得ない状況下で帰国していたので、これと言って用事のないただの「帰国」は、カナダに住むようになって初めてでした。贅沢です。贅沢ついでに、友人の住む四国のとある県を訪ねてきました。話すと長くなるので省略しますが、日本に帰って住むならこういう所に住みたいな、と思いました。
 日本に住んでいる時は、出かける時は決まったように自家用車で移動していましたが、今回のようなフェリー、バス、徒歩の旅もなかなかいいもんですね。出費がかさみましたが・・・。

 こちらは、30度を超える日もあり、暑くなってきました。庭のプールもプール開きしました。仕事から帰ると、海パンにはきかえて飛び込みます。爽快です。1日中、炎天下で干された身体をクールダウンするのに良!です。

 この夏は、健康の為、週末の土日のどちらか1日、トレッキングに出かけるようにしています。
 先週は、家の周りに張りめぐらされている、Bruce Trail を歩きました。自宅を出発、3時間ほどで帰宅できるコースを歩きました。この週末も、Bruce Trail を違うルートで歩こうと思いましたが、天気も良いし、3年前に建てたログハウス見学がてら、Collingwoodにある、"
Scenic Caves nature Adventures"というレクリエーション施設へ行って来ました。自宅から、車で30分ぐらいです。(ログハウスの写真は、「今までのログハウス」⇒「ラウンドログ」⇒「2004年1月」に載せています。)

 夏は、敷地内をトレッキング、冬はスノーシュー・クロスカントリーを楽しめます。コース途中にある、岩場の天然冷蔵庫(人が入れて、夏でも気温4度と涼しい。先住民が使用していたせいか、入口・庫内が狭い。)は、なかなか興味深かったです。オンタリオで最長という吊橋も観光の目玉です。(初めてウェブサイトにアクセスしたのですが、日本語説明もありました。)

 その、Scenic Caves nature Adventures のすぐ隣りは、冬にスキーでお世話になる、Blue Mountai Ski Resort です。
 夏の景色はどんなもんかと立ち寄ってきました。そしたら、ゲレンデはマウンテンバイクコースに姿を変えて繁盛しているではありませんか!バイカー達が、プロテクターに身を包み、練習に励んでいました。1台のゴンドラで、6台のマウンテンバイクを載せれます。(下の写真、小さくてわかりにくいですが、バイクを載せたゴンドラが写っています。)

 ボタン一つで移動できてしまうコンピューターゲームと違って、体を張ってするゲームはいいですね。私も、モトクロスレースをしていたので(大きな声では言えない程度)えーなー思いましたが、こんな私でも、すがすがしいとはかけ離れているスポーツだというのは知っています。暑いわ、砂埃で服もバイクも汚れるわ、危ないわ、、、えーことないように思うんですが、してみるとはまるんですよね。でも、私はどー考えても、「モトクロス派」ですね。エンジンのないマウンテンバイクは、危ねぇー思ってしまうのであります。

 ↑の写真は、「Blue Mountain マウンテンバイク版」、↓の写真は、「Blue Mountain スキー版」です。

【2007年3月14日】

 近くのブルーマウンテンスキーリゾートにスキーへ入って来ました。

 オンタリオで一番大きなスキー場とはいっても、最上部から最下部まで数分の短い滑走距離です。ウィスラーなんかと比べると、「丘」レベルですが、私は元々どんなスキー場に行っても「このコース」と決めて、そこばかり滑るので結構気に入ってます。

 車をゲレンデ上の駐車場に止めて、簡単にゲレンデに滑り込みできます。毎年、シーズンパスを買うので、天気の良い日を狙って数時間滑り、帰り道に買い物します。これが、冬のお決まりコースです。滑るのは、もっぱらコブ斜面オンリー。面白いです。いい加減、若くないんだから・・・と思いつつも、止められません。上手く滑れた時の充実感、たまりませんね。先日も違うスキー場ですが、モーグルマニアという賞金レースをするいい感じのコースが出来ていて、調子にのって15本位滑ったら、次の日、足やら腕やら体中痛くて、仕事でハシゴの上り下り大変でした。そろそろ事前筋トレしないと、年齢には勝てないと痛感しました。

 ゲレンデからの1枚。ゲレンデ下には、お洒落なコンドミニアムが並んでます。遠くに見えるのはジョージアンベイ(ヒューロンレイクの湾)。

【2007年1月1日】

 あけましておめでとうございます。今年もこの、Nakaのログハウス情報で、カナダはオンタリオからログハウスを紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

 クリスマス休暇中、仕事場へ行っていくつかのプロジェクト(ちょっと大袈裟)の作業にとりかかりました。その一つが、昨年夏に建てたログハウスのオーナーへプレゼントするベンチ。半割のログを使用し、玄関入ったすぐのポストとポストの間に取り付けます。長さは約1.8m。オーナーは乗馬用の馬60頭ほど世話をしているということで、ベンチの側面に馬の彫刻を入れてみました。

 フィニッシュはまだです。スペースが限られているので、犬になったらシャレならんで・・・緊張しました。

 クリスマスホリデー中だし(ボスも留守)さぞかし作業はかどるだろうという期待は、(いつもながら)裏切られました。

 作業開始早々、「ボスはいないか?重機でファイイヤープレイスを運んでほしいんだけど。」近所の人らしきおじさん登場。ボスはいないと伝えると、残念そうに帰って行った。
 それからすぐ、別の近所の人らしきおじさん登場。「ボスはいないか?重機で煙突を運んでほしいんだけど。」ボスはいないと伝えると、この人もまた残念そうに帰って行った。

 それから少しして、働いている他のワーカーのログを動かすのに重機を運転していると、エンジン音聞こえた?ファイイヤープレイスおじさん登場。
 「なんだ、運転できるじゃないかー。ちょっと家に来てくれ!」
 広いヤードでの運転には慣れているから問題ないけど、道は狭い、木が生えている、電線はある、そんな所での作業、何かあったら責任取れないし絶対嫌だ。

 ナンバープレートついてないし、ボスいないし、と何とか断ろうとしたけど、「大丈夫大丈夫!スロービークルで俺が先導するから問題ない!」と押し切られ、渋々ヤードから出ると、先導するから問題ないと言ったファイヤープレイスおじさん、おらんやん・・・。やっぱり、信用した私がバカだった、と後悔しても遅い。
 通り道だと言っていたので、そちらの方に向かっていると、煙突おじさんが前から車でやってきて、「なんだ、運転できるじゃないかー。帰りに家にも寄ってくれ!」最悪だ、と後悔しても遅い。

 まずはファイアープレイスおじさんの家を探さねば。するとおじさんの車と手を振っているおじさん発見。全然先導してないやん!建設中の家の新しいファイアープレイス、クリスマス休暇中に盗まれるといけないので、倉庫から鍵のかかる室内に移動しました。これで安心して休暇を過ごせると喜んでくれたけど、重機で動かさないと運べないファイアープレイスが盗まれる心配をしなくてはいけないのがカナダだと思った。

 それから、煙突おじさん宅へ。「こっちこっち」と先導してくれたけど、隣から出ている木に重機が当たる。木折れる・・・。「気にしなくていいよ!」と言われるが、何を気にしなくていいのか?木?重機?

 「この煙突は、分厚い鉄で作ったんだ。これなら頑丈だろ?」ニコニコオリジナル煙突の説明をしてくれたけど、重機で吊るさないと設置できないヘビーな煙突、強風が吹いて倒れでもしたら屋根から壁からバリバリに剥がしてしまうんじゃないだろうか?
 無事設置完了、ご機嫌なおじさんと相反して、自宅の窓から不安気にこちらを伺っている家族の人。見ていないフリをしてその場を去る・・・。

【2006年12月26日】

 23日から来年1日までクリスマス休暇です。が、26日から他のワーカー達と働くので、普通の週末とたいして変わりません。

 学校は、通常1週間のクリスマス休暇ですが、今年は2週間休みです。知り合いの親達の「学校の先生休みすぎ!!」というブーイングを耳にします。
 どれだけ休みなのだろうか、ざっと計算してみました。夏休み2ヵ月+クリスマス休暇2週間+3月のマーチブレイク1週間+雪の休校(毎年10日以上)を足すと、1年の4分の1の3ヶ月以上休みみたいです。これに、土日をプラスすると、年間180日勤務?????えっ?この辺の子供って、年間半分しか学校行かないの?
 カナダでは短時間でも子供だけで家で留守番させることは禁じられています。その度ベビーシッターを手配(雇う)しなくてはいけないので、共働きの家庭は本当に大変だと思う。

 今年は見事なグリーンクリスマスです。6年目のクリスマス、こんなのは初めてです。10月に季節はずれのドカ雪が降って以来、まともに降っていません。オンタリオのスキー場、寒くないけどサムイです。
 仕事は雪かきもしなくていいし、体力的には楽ですが、このまま年越しとなると・・・スキーシーズンパス買ったのに・・・スノータイヤもへるやん・・・。そういうセコイことは置いといてーと。

 今年はメープルの種が例年に比べて異常に多かった結果が気になるこの頃です。

【2006年10月8日】

 昨日、週末の買い物ついでにサーモンの遡上を見てきました。と言っても、レイクサーモンですが・・・。
 ここ、キンバリーを流れている川(ビーバー川・ビーバーが住んでいます)は5大湖の1つ、ヒューロン湖(ジョージアンベイ)に向かって流れています。湖に向かう川の河口へ行くと、どこでも見れるようです。トロントはオンタリオ湖沿いでその河口でも見れるので特別ではないようですが、私は初めて見ました。日本でも見たことがありません。

 本当に見れるのかぁ?と半信半疑で河口に行きましたが、本当にいました。特別な所ではない街中を流れている川に・・・。60−70cmぐらいのサーモンがあちこちで遡上・川底を掘っていました。

 テレビでは見たことがありますが、水中カメラで撮影されていて、すごい迫力!というイメージがあって楽しみにしていたのですが、実際見ると、食べ物も口にせず、子孫を残し命を終える・・・という行為に迫力というよりは、静かな命を感じました。映像と現実のギャップでしょうか。
 産卵し終えて死んだサーモンの横を最後の力を振り絞って泳ぐ産卵前のサーモン、カーブで水深が深くなっている所は養殖場の生簀のようになっていて、そこにも産卵し終えて死んだサーモン、浅瀬に追いやられた死んだサーモンを、カモメが引き上げてまず内臓を食す・・・。見に来ている他の人達も、特別盛り上がるわけでもなく、静かに見ていました。

 映像と現実のギャップを例えるなら、長野オリンピックのジャンプ中継を、テレビ観戦するのと、ジャンプ台下の観客席外から観戦する、といった違いでしょうか。(?)

【2006年10月1日】

 ●訂正●

   下記、パットがスクールで教えた生徒数は、3000人⇒2000人でした。

【2006年9月27日】

 出張より帰宅しました。トロントから車で1時間、乗馬用の馬を30頭ほど預かっている広いファームでした。私なんかの庶民とは違った世界の方達が多く住む地域でしたが、家めちゃめちゃでかいですやん!トロントの高級住宅地のお城住宅を拝見した事がありますが、そんなもんじゃありません。(ま、地価が違うので当然ですが)しかし地元の人曰く、「この辺の子供はアホばっかり」だそうです。家にいてウダウダされても目障りなので、親が高級車とおこづかいを与えるからだとか。んーーー、リッチになるとありがちな話か・・・?

 仕事の方は、これから年内にダブテールとラウンドログ、2棟のログシェルを建てます。3ヶ月で?どうやって??状態ですが、頑張るしかない・・・。

 家の近くで、パットのスクールの卒業生がログハウスを建てています。(写真下)
 数人の他の卒業生(日本人を含む)も手伝っていました。ただ、私的に気になったのが、ヘッダーがないんですよね・・・。自前のクレーンがあるので、分解して組み立てる時にカットするのかな?
 先日、うちのヤードにその卒業生(ログハウスの主)が遊びに来て、「スクール行っただけでは全然ダメ。自分で建てて学んだことが多い。」と熱く語っていました。やはり、セルフビルドするなら、ちっちゃーくてシンプルなデザインが気楽でいいかもですね。

 それはそうと、パットが引退されるそうです。30年、スクールで3000人以上の生徒を教えただけあって、時代を先読みしているかのような素早い動き?に唸りました。あっ、それと、パットに日本人生徒の感想を聞くと、「日本人は無口でスマート」と言っていました。「ただ、言葉がなー・・・でも、イエスとノーがわかれば何とかなるんだ!」と自分に言い聞かせるように自信ありげに言っていましたが、そりゃ〜何とかなるでしょ、何とか・・・・・・・・・。(汗)

 そう言えば、テレビでRolling Stonesのツアー特集みたいなのをしていて、スタッフの人が日本でのツアーについて、すごく行儀が良くて、誰も踊りだしたり歌いだしたりしなくて、座って聞いてるんだ、アメリカなら信じられない、びっくりした、と言っていました。でも、ステージでクレイジーなショーを繰り広げるロックコンサートで、観客が行儀良いというのは、ショーをしている方としてはちょーっと恥ずかしいような気がなきにもあらず・・・。

【2006年6月29日】

 先週から右足の親指付け根あたりに違和感があって、足をひきずりながら何とかシッピングを終え、今週はダウン。自宅で静養中です。

 この痛みの原因がわからず、親指の付け根ということで通風を疑ってネット検索してみましたが、症状が違う。最近仕事が忙しかったので、疲れがでたのかと思ったけど、なぜ右足の親指なのかわからない。痛みは日に日に治まってはいたけど、念の為病院へ行くことにしました。初めての病院 in Canada です。診察代はオンタリオヘルスカードを持っているとタダです。

 病院のシステムが日本と違います。大抵の人は、まずファミリードクターという開業医に診察してもらってから、検査や病院の予約をします。私にはそのファミリードクターがいなくて登録しましたが1年経っても何の連絡もきません。その理由・・・この地域を担当する開業医が患者の数の割に少ない上に、何か問題があれば訴えられるので、医者も最低限の患者しか担当しない。
 というわけで、私のようにファミリードクターがいない人は、大きめの町になる病院(大抵1つ。もちろん私の住んでる田舎町にはありません。)の救急の窓口へ行って診察してもらいます。病院の診察時間である昼間に行っても救急の窓口へ行かないといけないという・・・何だかよくわからない医療システム・・・。

 その救急に配置されている先生は1人だけで、内科医なのか外科医なのかよくわからない。医者ではあるようだ。以前、相方がそこの救急で診察を受け、めでたく?間違った診断結果を受けたので覚悟はしていたけど、今回もすごかった。

 窓口で名前と症状、アレルギーがないか、仕事でケガをしたのかなどの質問に答えた。名前を呼ぶから待つように言われて15分ぐらいして呼ばれた。ウサギ小屋みたいなカーテンで仕切られた部屋に案内されて、看護婦さんに名前と症状、アレルギーがないか、仕事でケガをしたのかなどの質問に答えた。これで2回同じ質問に答えたことになります。その後、ドクターが来るまで待ってと看護婦退場、5分ぐらいして「本日の救急担当医」が入ってきて、名前と症状、アレルギーがないか、仕事でケガをしたのかなどの質問に答えた。3回目・・・。カルテ読めー!心の中でつっこむ。
 仕事でケガをしていたら、オンタリオヘルス負担ではなく労災負担になるので、病院側は私の痛みより、仕事でケガをしたかどうかに興味があるようだった。なんか、複雑・・・。

 レントゲンを撮ることになり、その担当医は右足の付け根をいじくり回し激痛走る。その後、歩けなくなる・・・最悪。来るんじゃなかった・・・と後悔しても遅い。結局、診断結果は通風でもなく関節炎でもなく「原因不明」。痛み止めの薬を薬局で購入するように言われ20ドルで購入。自宅に戻りその薬を飲むと余計に足が痛くなって、横になっていても痛みがでるようになった。明らかに、診察後悪化している・・・。薬の服用を中止し、通院もやめることにした。

 こうなると、知り合いの鍼灸師 in Japan に連絡です。彼は遠隔診断&操作ができてしまうので、本当の意味での私の「ファミリードクター」だ。近況など全く連絡もしていないし、私に興味もないのでこのサイトの存在すら知らない彼は、的確な指摘メールを送ってきてくれました。以下、診察結果です。

 『右足の付け根は、通常通風を疑うがその気配はないが、右肺と肝臓に炎症のような熱を感じる。仕事の関係で何か薬剤を吸わなかったか。』

 これで、ピーン!ときた。原因は、今の建設状況の余談でも紹介した例の100年もののダブテールだ。あの材が、通常私達が使うパインでなくシーダーだった。シーダーのクズは、吸い込むと体に良くないと聞いた事がある。しかも、100年の間にどんな薬剤を塗っているか誰も知らない。作業中、マスクを装着すべきだった・・・。

 ということで、遠隔操作をしてもらいつつ、付け根の関節がロックされているので2−3回引っ張って冷やすように言われたのでその通りにすると、なんと!痛さがなくなり歩けるではありませんか!いや〜たまげました。海外生活に必要なのは、近所の医者より遠隔操作のできる知り合いか?!

 最後に、彼のアドバイス。

 『アルコールはやめておいた方が良いよ。』

(泣)

【2006年5月29日】

 久々の更新です。あれこれと忙しいながらも、何とか元気に過ごしています。

 やっと霜のおりる危険な日も過ぎ、冬ごもりしていた人間がガーデニングに動き出したかと思ったら、ブラックフライも大量発生!このブラックフライという小さい小さい蝿、厄介です。皮膚の表皮を食いちぎりやがる。これから秋まで、ブラックフライに始まり、蚊に、ディアフライに、ホースフライに・・・月替りメニューのように登場します。今年は、庭でくつろぐのにスクリーンテント(いわゆる蚊屋のモダンバージョン)を購入しようかと思案中。

 この週末は、そのブラックフライとたわむれながら?知り合いに頼まれて作ったベンチに座ってCoors LIGHTをグビッと一杯。自分で作ったベンチに座ってお天道様がカンカンと照る元で飲むビール、最高です。自宅の敷地内に作ったゴルフコースに置くそうで、この手の2−3人掛けベンチ、いろんな形を8個作りました。これが最後の1個でした。やれやれ。

 今の建設状況でも書きましたが、昨年建設したログシェルのシッピングの出張へ行ってきました。久々の長期出張、疲れました。毎年のことですが、冬が終わった後の一発目の出張は体力的にも精神的にもグッタリきます。

 出張先はオタワまで2時間の場所でした。オタワと言えば!!!そうです、パットウルフログビルディングスクールですよねー。(笑)

 という事で、ここまで来ていてUターンして帰宅するのは気が引ける。疲れた体にムチを打ちながら、7年前に受講して以来初のパットに挨拶を・・・立ち寄ってきました。

 スクールの場所は私が受講した場所から引っ越していて場所が分からず、行き着くまで時間がかかりましたが無事到着。4月途中から始まっていたスクールは4週目が終わっていました。日本人3人を含む12人の生徒で大小2棟のログシェルを作っていました。

【定番デザインのログシェル】

【ゲストハウスにするらしいログキャビン】

 中央のブルーのTシャツ&ジーンズが、かの有名なパット氏。手ドロドロ・・・。

 7年ぶりのカールトンプレイス。あまりに懐かしく、思わず意味もなく受講中の宿になっていたオールドバラックスにも立ち寄りました。(駐車場でUターンしただけ)

 あの頃は、受講していた日本人が私1人ということもあって何が何だかわからず、一緒に受講していたカナダ人達に右と言われれば右、左と言われれば左といった感じで10週間過ごしました。(今思えば、コワッ!)

 車を持っていない生徒は車を持っている生徒が足になるというのは今も同じでした。私の時は、カナダ人のジーンがよく面倒みてくれて、「ガス代はいらないから運転してくれ」とジーンのお抱え運転手をすることに。そのおかげで宿とスクールの往復だけでなく、あっちこっち出かけたので運転にも慣れ助かりました。ジーンは頭が良く、授業でわからないことを聞くと、その日の夜夕食後に説明してくれました。彼はフランス語も話せたので、フランス語しか話せない人にも丁寧に説明していました。こういう面倒見のいい人がいるのといないのとでは、スクールの雰囲気も随分違ってくると思う。

 関係ないですが、オタワへ向かうに従って、太った人が少なくなっていく・・・。私だけがそう思ってるのかと思いきや、同乗していたカナダ人も同意見。それに女の人が美人で愛想がいい。レストランでも、あのカナダ版オートバックス、カナディアンタイヤでさえレジの女の人が美人で愛想がいい。これには驚いた。学校へ行っていた時はそんな余裕がなかったのか?その光景と同時に、レストランも違ってきて、いわゆる大手のチェーンレストランは少なくなってきて、個人のカフェレストランが増えてくる。その料理が多すぎず、上品だったりする。ふと立ち寄ったイタリアンレストランで石釜で焼いたバカでかくない薄いクラストピザを出され感動!うっうまい・・・。バカデカイ、パン生地のアメリカンピザで育った友人のカナダ人は、おいしくないし少ないと言う。この味がわからないのか?クラフトマンは味覚も大切だと前から言ってるじゃないか!と説明したが、こればっかりは環境なので仕方がない。

 そんなこんなで、1泊2日のオタワの旅を終え西へ6時間ドライブ。3時間を過ぎた頃、大手チェーンレストランの数が増えてきたかと思ったら、街角に太った人が増えてきた。帰宅後、数人のカナダ人にその話をすると、やはりオタワには綺麗な人が多いらしい。おもしろい国だ。

【2006年4月10日】

 今日は、カナディアンログホームって?を楽しんでいただきましょう!

 先日、ボートハウスのプランキングをしました。以前に建てたダブテールのオーナーのボートハウスです。場所は秘密ですが、湖に面した別荘地帯の一画です。

 そのオーナーはトロントでもちょっとした会社を経営されていて、そのログハウス(別荘)は、その湖の中で一番プライバシーを保て土地も広い一等地に建てられました。
 シェルを建ててから3年経ちますが、担当している大工さん、まだ作業中です。一応予算制限あるそうですが、私達一般人とはゼロの数が違う制限なので、ないのと同じ?(笑)

 日本でも別荘はピンきりですよね。こちらは更に差があります。今日本でも話題の格差社会の大元がお隣さんですから・・・。

 まず、土地代と整地(平らな土地を作るために石を爆破しないといけなかった)だけで、1ミリオン(1億円)は軽く突破したそうです。

 そして、その整地された上に建てられたログハウス、完璧です。使用材から窓・ドアまで一流の品質のものが、嫌味なくサラリと使われています。全体のコーディネイトは、インテリアデザイナーが担当されています。(個人がすると、あれもこれもいい物いい物となってしまい、ギラギラ成金趣味になってしまう。)
 別荘なのでほとんど使いませんが、使わない時も室内の室温湿度は自動設定されているので、外との気温差が一定でセトリングは完璧。週1回必ず掃除の人が来るので、いつもきれいです。

 ログハウスの周りにテクノロジーを感じさせるものを一切排除したい、家の近くに電柱は見苦しい、と陸伝いですぐ近くまできている電線を使わず、わざわざ対岸から湖に浮かぶアイランドを経由して水中ケーブルで電力をゲット。この工事費5万ドル(500万円)。家の周りのガス栓、電気線などは地下に埋められています。水道・電気のメーターはできるだけ家から遠ざけて、木箱の中。

 地下のワイン貯蔵庫(ちょっとしたのレストラン顔負けのモノらしい)に、バーのカウンターそのまま持ってきた?みたいなテイスティングカウンターには、口に含んでペッと吐く流しもあります。

 「俺達がそんなのに参加したら、そんな高級ワイン吐いたらもったいねーからテイスティングで酔っちまうんだぜー、ワッハッハッ。」(凡人大工作業員の会話)

 そこで作業をしている大工さん、静かで景色は最高、自分の家よりくつろげるとかなりお気に入りのご様子。
 その大工さんが、ガーデンチェアーの話を始めた。外で雨ざらしにされるスペシャルオーダーのガーデンチェアー25個、1個おいくら? 答.250ドル これでまだ全部じゃないそうです。という事は、外で使う椅子代だけで100万円超すの??

 湖に面した高台にログハウスが建っていて、水辺までの道は石の階段がきれいに敷かれています。一段一段それぞれ一枚ものの天然石で、石代・工事費込み一段1200ドル(12万円)ぐらいということなので、それが62段。という事は、家から湖までの階段だけでざっと見積もって750万円???これはステップ(踏む所)だけのお値段。階段の両サイドの電灯を埋め込んだ丸形の石や(地上に埋められていて、夕方時間になるとタイマーがオン、ログハウスと石の階段がボワァ〜といい感じで照らされ、暗闇に浮かび上がります。電気代?そんなことを気にする人がこういう設定はしないでしょう?)傾斜になった山側に積まれた石などは別料金だそうです。

 プランキングしたボートハウスは、その石の階段を降りたプライベートビーチにあります。ボートが2台入ります。湖から見た時に、高台のログハウスと水辺のボートハウスに一体感をという事で、ボートハウスの外壁にダブテールと同じ加工材を貼り付けチンキングをします。そのボートハウスに、これから台所とお手洗い・シャワールームを設置するそうです。水辺でバーベキューもできますね。
 今カナダはバブルで別荘ブームで、政府は排水汚染に敏感です。以前OKだった垂れ流し建築は今は違法です。なのに大丈夫?という疑問も問題ありません。排水を高台まで汲み上げて処理すれば問題ありませんよね?はい、電気ポンプで汲み上げるよう工事をするそうです。

 湖が凍結すると、その氷でボートハウスが壊れることがよくあるそうです。そんな環境のボートハウスにそんなに投資して大丈夫?という疑問も問題ありません。ボートハウスの周りに水を循環させていれば凍らないから大丈夫ですよね?はい、冬の間中、ポンプで水を循環させているそうです。

 凡人のコテージャー達は、冬前にボートを陸地に引き上げ、自宅の倉庫に収納します。ですので、夏前には車でボートをコテージに運ぶ車を、冬前にはそのボートをコテージから自宅に運ぶ車をよく見かけます。
 さて、このボートハウスの2台のボートは?はい、ボートを移動させるなんてあたしんどいことはしません。ボートハウスの指定の位置にボートを停止させると、ボタン一つでウィーン水面から上がります。そしてそのまま冬を越すわけです。これで、1台6万ドルのファミリーボートの年越しは心配なしと。

 セキュリティも完璧です。センサーを持った人しか出入りできません。センサーを持たない人が進入したら、セキュリティ会社と警察に連絡がいきます。ボートハウスのシャッターにもそのセキュリティがついています。

 予算制限なしの家を建てる。皆さんはどんな所にどんな家を建てますか?

 私は、省エネが考慮されたちっちゃーい家とほどほどの畑に、広ーいモトクロスコースを作って仲間とワイワイしたいですね。

【2006年3月6日】

 年末からフルタイムで働いている私以外のワーカーは、ログビルダー見習歴1年のクリスだけで忙しくしていましたが、先月から新ワーカー(ビルダー歴3年)が加わりました。忙しい時に経験者のワーカーが加わり、ちょっとは楽になるかもと期待大。ルーフシステムまで一通りできると言った彼、ダブテールのノッチのフィットさえできない。前の会社ではナンバー1的存在と聞いていたのだが…。話を聞くと、前の会社ではだいたいそれなりにフィットさせてOKだった、こんなにピッタリフィットさせて君達はクレイジーだと言う。彼の前の会社の「質より量」の仕事内容を聞いて、その方がクレイジーだと私は思った。

 そう言えば、以前働いていたデビンから聞いたことがある。デビンはうちの会社で働く前にその会社で働いていたことがあって、そりゃーひどい質だと常々話していた。そんなある日、知らないおじさんがヤードに来た時、デビンがすごい勢いで走ってシェルの影に隠れた。隠れているデビンに訳を聞くと、そのおじさんは前の会社で働いた時に建てたログハウスのオーナーだと言う。デビンは上司の言われるがままにラフな作業をしたが、後ろめたくて仕方がなかったらしい。案の条、その人はボスに「数年前に違う会社で購入したログシェルが隙間だらけの上、腐ってきているので修理してほしい。5年間の保証期間は過ぎてしまってどうしようもない。」と相談していた。

 ちなみに、うちのボスのログシェルに保証はありません。「28年間トラブルがないのが保証」というのが保証です。(でもビジネスライクにするなら、○○アソシエーション認可『3年保証』とか『5年保証』があった方がお客さんは安心されるらしいが、そういう保証が必要なら保証のある会社で建てた方がいいというボスの方針。)ボスの言う通りにしていればトラブルはでてこないが、彼の忠告を無視して好き勝手にしたお客さんは言った通りのトラブルがでてきてしまう。その時は忠告を聞かずにでたトラブルなのでどうしようもありません。

 とりあえず、新人さんには、この会社は品質第一だからしっかり責任をもってしてほしいと説明、でも今までと全く違う作業が負担だったらしく、入社3日目には目の下に真っ青のクマ、4日目には欠勤。可哀相だけど、頑張って変わってもらうしかない。

 経験者のワーカーがデキル奴なら自分の立場が危ない!危機に直面していた見習いビルダーのクリス、まずは一安心。が、何かブツブツ文句を言っている。どうやら休憩の時に使うショップ内の椅子にトラブルが発生していたようだ。
 ショップ内に乱雑に置かれた椅子、実は場所も決まっていれば誰の椅子かも決まっている。名前なんて書いてないし、初めての人はわからないだろう。実はこの椅子とり?は、クラフトマンになれるかどうかのテストみたいなもの(らしい。知らなかった)。例えば、新入りで周りに気遣う事なく(頭数と椅子をチェックしない)、デーンと先に座った時には!!ブー、アウト(らしい)。気遣い、繊細さに欠けている⇒精密な技術が要求されるクラフトマンになれないというのが、何人ものワーカーを見てきた『ゴッド』達(助っ人としてよく登場するジョニーとリック)のご意見。

 クリスが入社してすぐの頃、そのテスト?に気付かなかった彼は、友人デビンが使っていた椅子に座って、デビンに、「どけ!これは俺の椅子で、俺はいつもナカの隣なんだ!!」とどやされたらしい。デビンが辞めた後、クリスは昇格、その2番目にしっかりした椅子を使っていた。(私の椅子が一番いい椅子。といってもクッション付のパイプ椅子ですが。笑)
 さて、その新人さんは、そのクリスの椅子に座って、その上、椅子の数が足らず、クリスはひっくり返したバケツに座るという、入社当時に戻ってしまった。そりゃ〜腹が立って仕方がなかったのだろうが、優しい性格で直接文句を言えず…新人さんが帰った後、椅子に自分の名前を書いていた。かわいすぎるクリス。

【2006年1月29日】

 クリスマス休暇は、ゆっくり過ごせました。
 この公共交通手段のない環境では、車のメンテナンスはとても大切です。休暇中のある日、オイル交換や足回りなど気になる箇所を点検していた時、近所の人に「今日4時から一杯しないか?」と誘われ、お邪魔しました。私達以外、リタイアしている年代なので、多分70歳ぐらいだと思う。おじいちゃん、おばあちゃんの新年の飲み会と思って、甘く見ていた!全員、めっちゃ呑むのん、早いやないっすか!!!次から次へとでてくる、でてくる!ビールに、ウイスキー。その早さ、つっ、ついていけない・・・カナダのお年寄りは元気な人が多いので、見た目で判断しないように・・・。

 仕事が始まると、またも忙しい毎日です。クリスマス前まで大雪で大変だったのに、それからすっかり暖かくなってしまいました。私的には、いつものように寒いなら寒い−10度ぐらいの方が、気分的に楽なのですが。変に0度前後だと、積もった雪が溶けてヤードはアイスリンク状態になって歩くとこけるし、降ってくる雪は湿っていて服につくし、かえって寒く感じます。

 今の建設状況にも書きましたが、今建設中のログシェルは、日本に輸出されます。28年間、アメリカ・カナダ向けにログハウスを作り続けてきたボスにとって、「日本」という国は未知の世界。いつになく、神経質になっているような気がなきにしもあらず・・・。
 先日、日本からオーナーの方が見学に来られました。この辺りでボスが建てたログハウスを見学した時、そのログハウスのオーナーがお客さんに「君はいいログビルダーを見つけてラッキーですね。」と話されていました。このオーナーは、この周辺のログホームカンパニーに木を調達しているロガーですから、その人からの太鼓判を押されたボス、やはりグッドなビルダーのようだ。

 ログホームアソシエーションに加入しました。その理由が、経験者のワーカーが欲しいから。相変わらず、欲のないボス・・・。

 昨日、Toronto Star (トロント周辺の主要新聞)に、パットウルフログビルディングスクールが掲載されていました。ネットでも読めます。 −こちら− スクールを始めて約30年、今までに約100棟のログハウスを建てて、2000人の生徒に教えたそうです。すごい生徒数ですね・・・うちのボスもパットのスクール卒ですが、計算すると、1期生か2期生じゃないか?!

2005年の最近のNakaへ

Copyright 2000-2007 Nakaのログハウス情報 All rights reserved.